大阪において再び府知事と市長のダブル選挙を実施
2016/09/27
～これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる～
⇒“今日の焦点”はズバリ：
「大阪において再び府知事と市長のダブル選挙を実施」です。
⇒その理由は……：
─攪拌すると物事は反作用が生じます。
安定させようとする力が働き始めるのです。
─これは全てルシャトリエの原理によるものです。
「万物は全て根元において平衡系である」という原理です。
─したがって無理やり動かしてはならないのです。
そうではないやり方はいくらでもあります。
─ところがそれでも力づくで動かそうとする向きがいます。
その結果、最後はそうした勢力そのものが破綻してしまいます。
─「力で動かす」は本来、秋津洲のやり方ではないのです。
「自然（じねん）との合一」によって動かすのです。
─その結果、己が思ったことがイコール、世界の現実となる。
それが我が国を統べるやり方の極意なのです。
─ところが逆向きに「押し出し」一方だとどういうことになるのか。
最終的には破綻し、全てが崩壊してしまいます。
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大阪において再びダブル選挙です。
市長候補がまた一人決められたと言います。
しかしどんなに攪拌しても物事は動かないのです。
作用だけを加えても反作用が強まるだけです。
そうではなくて「自然（じねん）」との合一を求めること。
中央への進出によって上から抑えようとしてもダメです。
同じく作用に対する反作用が生じるからです。
いや、もっと激烈な反応が生じる危険性すらあります。
したがって統べる者に大事なことはただ一つ。
周囲の人間ではなく、天を見よということです。
かつて南洲が語った言葉そのものです。
ところがそういった「躾」がこの国では失われてしまった。
リーダーシップの本質であることが忘却されています。
だからこそ、物事は本来あるべき方向に進まないのです。
何度やっても無駄です。
人心が離れるだけです。
「目覚めよ」と申し上げたい。
これが・・・最後の救いの綱、です。