今次参議院選挙で自民党が過半数を確保する勢い
2016/09/26
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「今次参議院選挙で自民党が過半数を確保する勢い」です。
⇒その理由は……:
─「撃たせて獲る」という言葉があります。
あえて自由にさせておいて、ある段階で仕留めるわけです。
-とらえられる方は完全に不意をつかれます。
正に脇腹を突かれるわけです。
-これには復元力の原則も加わっています。
「上げは下げ」のためなのです。
-しかも自由に「上げ」ていた分、「下げ」もきつくなる。
結果として「自由落下」に近い動きになるわけです。
-強烈な「上げ」は強烈な「下げ」の前兆です。
後者は前者の潜象でもあるというわけなのです。
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10日に我が国では参議院選挙が実施されます。
その際、自民党の議席数が一気に増える見込みであるといいます。
単独で過半数を参議院でも占めるというわけです。
「改憲勢力」という意味では3分の2を占める可能性があります。
このことが一体何を意味しているのか。
今だからこそ考える必要があります。
「政体、すなわち民主主義では何をしても変わらない」
そういった状況が再び出現するとすればどうでしょうか。
構造的に債務が膨れ上がるのが民主主義です。
しかもけん制する役割の野党は弱小である。
そうなるともはや歯止めが効かなくなる。
その結果、無限大に「債務」という風船は膨らんでいくのです。
そして・・・やがて爆裂する。
誰がその時に責任をとることになるのか、しかも一身に。
「その時」は見えています。
潜象として。