南海トラフ地震を起こす“ひずみ”の実測図を公開
2016/09/26
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「南海トラフ地震を起こす“ひずみ”の実測図を公開」です。
⇒その理由は……:
─「物事の97パーセントは公開情報で実は分かる」
インテリジェンスの専門家たちはしばしばそう口にします。
─したがって公開情報を丹念に拾うことから始めるべきなのです。
それがなければ何も始まりません。
─そうすると気付くことが一つあります。
それは実は「分かる人には分かるように先触れ」があるということです。
─多くの者たちはこれを簡単に受け流してしまいます。
しかし熟練したウォッチャーはこの「先触れ」を逃しません。
─「先触れ」によって気付きを得、さらにその先の未来を思い描くのです。
そうすることによって的確なリスク/機会シナリオが出来上がります。
─繰り返し言いますが、全ては「先触れ」があるのです。
分かる人には分かるように出す、ということです。
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我が国の海上保安庁が南海トラフ地震に関連したデータを公開しました。
同地震の原因になるであろう「ひずみ」の実測図を公開したのです。
しかも公開は全世界に対して行っています。
英文科学雑誌「ネイチャー」に論文が掲載されたからです。
すなわちグローバル社会全体が今や知ったということなのです。
南海トラフ地震はいかなる“ひずみ”の蓄積で生じ得るのかについてです。
なぜそうしなければならなかったのか。
単なる科学者の功名心だけでそこまでの発表を行っているのか。
ないしはそれ以上に意図があるのか。
あるとすれば如何なる意図なのか。
「このタイミングの公表」であることに注目すべきです。
”分かる人には分かるようにする“という意図があり得るからです。
細心の注意が必要です。
明日、自らの命を守るのは・・・あなた自身でしかありません。