メルケル独首相がシリアにおける『安全地帯』創設案に賛成
2016/09/26
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「メルケル独首相がシリアにおける『安全地帯』創設案に賛成」です。
⇒その理由は……:
─「高貴な嘘」という言葉があります。
米欧の統治エリートたちが統べるために必然としてつく嘘のことです。
─そこで語られる内容は余りにも壮大なのです。
そのため、多くの人たちが騙されてしまいます。
─映画の「トゥルーマンショー」の様なものです。
自分が見てきた「現実」が全て演出された出来事であったという話です。
─したがって常に米欧の統治エリートの言葉は割り引いて考えるべきです。
そこには必ず「語られない真実」があります。
─その点に気付かずに前に進むと、必ず大変なことが起きるのです。
そこで常に勝者となるのは「米欧の統治エリート」です。
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メルケル独首相がシリアにおける「安全地帯」創設に賛意を表しました。
一見すると何気ないニュースであるかのように見えます。
しかしそうではないのです。
そもそもアサド・シリア政権の「反体制派」は造られたものだからです。
そうではあっても激しい内戦となり、全てが崩壊しかけています。
かろうじてアサド政権は(どういうわけか)温存されています。
そこに「安全地帯」なるコロニーが出来るというのです。
なぜでしょうか。
気候変動が欧州において極端な寒冷化を引き起こすとすればどうでしょうか。
「移住」という選択肢が見えてきます。
当然「暖かい土地」がターゲットになるはずです。
温暖であり、しかも欧米の教育を受けたリーダーがいる国。
そうなると・・・実は「シリア」なのです。
ロンドンで眼科医を務めていたアサド大統領ほど米欧化したリーダーはいない。
「高貴な嘘」がここに見え始めています。
壊し、叩き、その上で人道目的を語り他人の土地に上がり込み、占拠する。
最終的には、我が物にする。
・・・エンド・ゲームが始まりました。