我が国で2040年に余剰医師が3万4千人になると厚労省試算
2016/09/26
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「我が国で2040年に余剰医師が3万4千人になると厚労省試算」です。
⇒その理由は……:
─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
マーケット、そして森羅万象から宇宙までをも律する復元力の原則です。
─全ては一方向に動くことはあり得ないのです。
一つの向きに行けば、必ず反転し、逆向きに動いて行きます。
─問題はそれに私たちがついていくことが出来るのか、なのです。
動いていくことが出来なければ私たち自身が淘汰されてしまいます。
─なぜならばこの動きそのものが絶対で至高だからです。
これに反する動きは存在し得ないのです。
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我が国において2040年の段階で医師が大量に余るとの試算が公表されました。
その数は実に3万4千人であるといいます。
「医師」の世界は特殊であり、同時に特権が数多く温存されている世界です。
命という大切なものを扱っていることを理由にそれが許されています。
ところがカスタマー=顧客である人口が減って来るのです。
その時、供給者=医師だけが多く存在し続けるわけがないのです。
このこと、について手を打っているかどうかがカギを握ってきます。
単純な医療行為だけでは生き残れないのが「未来の医師」なのです。
当然、インパクトはそれに止まりません。
周辺で医師たちにぶら下がっているもろもろの産業も左右されるのです。
この強烈な「未来の事実」に当事者たちが耐えられるのかがカギです。
当然、既得利権を巡って激烈な闘争となるのは目に見えています。
しかしそこで大切なこと、一番大切なことが忘れられないか否かがカギです。
それは「命」です。
その意味で無視できない動きが今、始まりました。
注意深く見守っていきたいと思います。