4─6月期の我が国GDP成長率がマイナスになる展開
2016/09/27
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「4─6月期の我が国GDP成長率がマイナスになる展開」です。
⇒その理由は……:
─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
マーケット、そして森羅万象から宇宙までをも律する復元力の原則です。
─すなわち急激な「上げ」は必ず急激な「下げ」を伴うのです。
そのことをまずは踏まえておく必要があります。
─ところが私たちは欲深すぎるのです。
そして「上げ」は未来永劫続くものと信じ込みます。
─それが正に誤りの始まりなのです。
「上げ」が急激である分、「下げ」も急激であり、巻き込まれます。
─大事なのは「中庸」を守ること、なのです。
一つ一つ、着実に、です。
─人生も、国家経営も同じなのです。
それをこなせるのが本当のリーダーシップです。
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我が国のGDP成長率がマイナス1.6パーセントであったと発表されました。
大幅な落ち込みようです。
それもそのはず、通貨政策で無理やり資産バブルを起こしただけだからです。
技術革新による新産業の創出が全くないからです。
何度でもチャンスはあったはずなのです。
しかしそれを私たちは全くモノにすることが出来なかった。
このままこの状況が続くとますます疲弊して行きます。
そしてその疲弊はやがて「持たざる者」の不平不満につながってきます。
その結果、ついには体制自身の根幹が揺るぎ始めるのです。
それを本当のところ、実現しようとしているのは誰、なのか?
大切なのは「中庸」です。
大きく落ち込んだ後には「上げ」が来ます。
その時に・・・このことを想い出したいものです。