福島第一原発における凍土壁計画が承認される
2016/09/26
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「福島第一原発における凍土壁計画が承認される」です。
⇒その理由は……:
─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
マーケット、そして森羅万象から宇宙までをも律する復元力の原則です。
─すなわち「上がる」ためには「下がる」のです。
後者の勢いが、前者の勢いをも規定します。
─したがって「上げ」の前の「下げ」は時にすさまじいのです。
何をしても止まらないスピードになることもあります。
─その結果、何が生じるのか。
実は「上げ」なのです。
─復元力の原則は変わることがありません。
したがってそうした「現実」を十分踏まえておく必要があるのです。
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福島第一原発を巡り新たな動きがありました。
原子力規制委員会が凍土壁計画を承認したのです。
止まらないトリチウム汚染水。
これを止めるために「凍土」を用いるのだと言います。
余りにも滑稽な話ではあります。
なぜならば「水」に触れれば「氷」は解けるからです。
ところがこうした滑稽なストーリーであっても真面目にやっている。
それが我が国の「現実」なのです。
誰も止めることが出来ない。
なぜそうなのかも、全く分からない。
理由はただ一つです。
「作用」が生じているからです。
そしてそれは全て「反作用」のため。
つまり現下の強烈な「下げ」は全て今後の「上げ」のためなのです。
両者が転換する時、それに関わる人々も全て入れ替わります。
それは時に悲劇ではありますが、致し方のないことでもあります。
いよいよ・・・なのです。