「マーケティング」返金保証リスクリバーサルの本質
2017/04/16
最近、メジャー化しているマーケティング手法として
“リスクリバーサル”というものがありますよね。
友人にこの話をしたときには、
「あぁ、返金保証のことね!」
と言っていましたが、
この考え方は危ないです。
そもそも、
リスクリバーサル=返金保証
というのは、本質が分かっていない人の考えです。
確かに、リスクリバーサルを
調べると“返金保証”と出てくる場合が
多いのですが、これは少し間違っています。
では、リスクリバーサルとは
何なのかということですが、
全米No.1マーケティングコンサルタントの
ジェイ・エイブラハムの考え方によると、
購入時に本来お客様が負うリスクを
逆に販売する者が負うというものなのです。
なので、お客様がお金を払うことに対して
それほどリスクに感じていないものであれば、
返金保証を付けても意味がありません。
例えば、タクシー。
タクシーを利用する人と言えば、
お金持ちか、急いでいる人、
外国人や企業の重役などでしょうか。
そんな方々が利用するタクシーに
極端ですが、
「目的地に行かなければ、
全額返金します」
と言われても、
魅力的には感じませんよね?
むしろ、目的地に行くか分からない
タクシーには乗りたくないのが心情だと思います・・・。
このように使い方を間違えると、
意味をなさない手法となってしまいますが、
それを防ぐには本質を理解する必要があるのです。
本質を学べば、
間違ってもお金をリスクと思っていないお客様に対して
返金保証とは言わなくなるはずです。
せっかく学んだマーケティング手法。
あなたは上記のように無駄にしていませんか?
是非、本質を理解することで、
意味ある施策を打って下さい。