安倍晋三政権が世界経済分析で初会合
2016/09/26
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「安倍晋三政権が世界経済分析で初会合」です。
⇒その理由は……:
─「よく隠れし者、よく生きたり」
ラテン語の警句です。
─私たちは皆「名声」を求めます。
それによって全てを手に入れることを欲するからです。
─しかし果たして「善く生きる」ことはそれとイコールなのでしょうか。
・・・疑問なしとはしません。
─復元力の原則を振り返るとよく分かります。
正しき事を実現するためには、切り棄てる必要があるのです。
─なぜならばそれによって復元力を働かせることが出来るから。
他を捨て去ることで初めて、「次」が見えて来るのです。
─「隠れる」ことは、切り棄てること、です。
名声ではなく「正しきこと」を追求するが故に隠れる。
─それが世の東西を問わず、行われてきた知恵なのです。
「目立つ者」の語ることはイコール、善ではないのです。
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安倍晋三政権が世界経済分析会合を開催しました。
年間で5回開催するのだと言います。
そこで語られる内容が何であれ、一つ言えることがあります。
「名声」のある分析者が語るからといって結果は善ではないということです。
むしろそうした場に出ない本当の分析者たちがいます。
事実と未来そのものに関わっている中で名声など関係はないのです。
したがってあらゆる意味で公職とは異なる地位にあります。
そのため、多くの場合、その分析は表向き顧慮されません。
ところが、実際にはそうした分析こと「真」なのです。
「名声」と、善、すなわち真は両立しないのです。
単純なことです。
「出と入り」の論理で、そうなっているのです。
「名声」も、「善」も、「真」もというわけにはいかないのです。
何かを切り棄てなければ、何かは研ぎ澄まされてはいかない。
「世界で”有名“な経済分析者」たちが語る世界。
そして隠れし賢者が語る近未来。
どちらが真実であるのか。
・・・判明するのは時間の問題なのです。
その意味でも、世界史の転換点です。
全てにおいて。