2020年の東京夏季五輪のエンブレムについて盗用疑惑
2016/09/27
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「2020年の東京夏季五輪のエンブレムについて盗用疑惑」です。
⇒その理由は……:
─万物は全て“劣化”します。
エントロピー増大の法則があるからです。
─放っておくとエネルギーが拡散する。
エネルギーが一旦集中していればなおのことそうです。
─集まったエネルギーは必ず拡散して行きます。
意識せずとも「朽ちていく」のです。
─大事なことは、そうなることは止められないということです。
「維持するため」の躾がなければ、収拾がつかなくなります。
─しかしそれもまた必定なのです。
その“理”を無視して、従来と同じ流れが続くと誤信してはなりません。
─万物は流転する、のです。
「朽ちてきた自分」に気付いたらば直ちに覚悟すべきです。
2020年に「開催予定」である東京夏季五輪。
そのエンブレムについて「盗用ではないか」との疑惑が持ち上がっています。
「国家としての一大祭典である」はずが、早々より拍子抜けです。
国立新競技場も含め、結局は“いつものメンバー”がミスを重ねています。
抜本的な解決策は2つに1つです。
「落ちるところまで落ちる」か、「担い手を変える」か、なのです。
今後、準備過程が進むにつれ、収拾がつかなくなってきます。
崩壊に向かうエネルギーが極大化するからです。
それでもなお、あえて開催にこぎつけようとすると破壊的な動きになります。
多くの人たちが命すら落とすことになるでしょう。
その瞬間、私たちは気づくのです。
「あぁ、我が国の繁栄は終わったな」と。
あるいは全くこれまでとは違う担い手に任せるという手があります。
彼らは朽ちるどころか逆に創り上げるエネルギーに満ち溢れています。
文字どおりの“創造”を行うはずです。
その力で昇竜へと転ずることも可能なのかもしれません。
いずれにせよ・・・大事なこと。
「いつものメンバーがいつもどおりのこと」をしていてはならないのです。
“朽ちる”だけです。
やがて自然(じねん)はそれを淘汰します。
決断するならば・・・「今」しかありません。