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マーケティング 販売方法

サントリーの「伊右衛門」開発秘話から学ぶ生活スタイルに合わせたマーケティング

2019/01/29

皆様が、何気なくコンビニや自動販売機で買う
ペットボトルのお茶、

普段、どのお茶を買っていますか?

・爽健美茶
・烏龍茶
・おーいお茶

・・・

ここ数年のうちにお茶の種類は格段に増え、
毎年、新しい種類のお茶が次々と開発されています。

本日は、
圧倒的人気を誇っている
サントリーの「伊右衛門」開発秘話に学ぶ
日々のマーケティングのヒントについてお話したいと思います。

初めて「伊右衛門」が市場に発表されたのは、
お茶の市場がそこまで大きくなかった2004年です。

当時は、老舗である伊藤園の「おーいお茶」や
キリンの「生茶」が市場を独占していました。

そんな中、経営不振に陥っていた福寿園と
緑茶のペットボトル市場を狙うサントリーの
「水」にこだわるという理念が一致し、
伊右衛門が誕生することになりました。

伊右衛門のブレークとともに
福寿園の名は広く知られるようになりましたが、
実は、江戸時代から続く京都の老舗のお茶屋です。

そのため、伊右衛門の開発には、
「お茶はゆっくり急須で淹れて飲む」
というお茶屋の常識を否定しなければならないものでした。

そこで、サントリーと福寿園は急須で淹れたときの味に
限りなく近づけるために、研究に研究を重ね、
それまでに無い緑茶のペットボトル化に成功したのです。

この成功によって、
発売から3日で販売停止になってしまう程
伊右衛門はすぐに大ヒット商品になりました。

そんな伊右衛門がこんなにヒットした理由としては、
2つあります。

■まず、伊右衛門がゆっくりお茶を淹れる時間のない
忙しい日本人の「より美味しいお茶を飲みたい」という
需要に答えたことが大きいと言えます。

さらに、もう一つの理由として、

■和装の男優、女優がゆっくりお茶を飲むCMで、
心の贅沢を強調した効果も大きかったと言えるでしょう。

伊右衛門は、現代人の生活スタイルに合うかたちで、
「より美味しい緑茶」と「安らぎ」を求める
人々の欲望を満たしたため、大ヒットしたのです。

どんな商品でもサービスでも、
人々の「生活スタイル」に合わせ、また、
「欲望」を満たすことができれば、お客様が自ら望んで買ってくれます。

皆様のビジネスは、この2点からずれていませんか?

この2点を念頭に置きながら
市場の動きを見てみてください。

改善する余地が見つかるかもしれません。

追伸:「生活スタイル」に合わせることや、
人々の「欲望」を満たすことはどちらも、
自分のお客様を深く知ることにつながります。

お客様を知り、お客様とより強い信頼関係を築きながら
双方が繁栄していく、それがビジネスにおける
醍醐味ではないか、と私は考えています。

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