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原田武夫のマーケット国内外情勢

トランプ財団はクリントン財団以上に秘密主義と批判される

2016/09/25

~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~

⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「トランプ財団はクリントン財団以上に秘密主義と批判される」です。

⇒その理由は……:

 ─世を統べる方法は2つあります。
  「力」によるものと、「思念」によるものです。

 ─一般には前者が選択されています。
  武力によって打ち倒すか、あるいは多数決で決めるか、です。

 ─いずれにせよ「力」がそこでは働いています。
  ところが、それでは全く太刀打ちできない瞬間が到来するのです。

 ─なぜならば「力」は必ず反発をもたらすからです。
  作用が反作用をもたらすのと同じです。
 ─そうではなくて、世界を満たす「気」の流れそのものと同一化する。
  そのことによって己の「思念」がそのままその「気」と同じにする。

 -これこそがもう一つのやり方なのです。
  もっといえば、これこそが「本質」であるというべきです。

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米大統領選がヒート・アップしています。

「資金の貯め所」である財団について両候補が糾弾しあっています。

互いにどちらが秘密主義かを論っています。

しかしいずれも同じレヴェルの秘密主義なのでは、と見受けられます。

つまりこういうことです。

今この瞬間に起きているのは「力」ではもはや解決出来ないことなのです。

ここで自然(じねん)がひと押しすれば、全てが崩れます。

「力」によってかろうじて生き残った者にも未来はありません。

全てを切り替えるべきなのです。

そのことを自然(じねん)は静かに、しかし力強く訴えています。

 

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