TPP法案が今国会で成立する可能性が濃厚になる
～これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる～
⇒“今日の焦点”はズバリ：
「TPP法案が今国会で成立する可能性が濃厚になる」です。
⇒その理由は……：
─「慣性の法則」
これが私たち日本人の習性です。
─仮に成功したいと思うのであれば、これから脱しなければなりません。
そこから“全て”が始まります。
─ところが私たち日本人はどうしてもそれが出来ないのです。
その結果、全てを失うことになります。
─どうしても何かに囚われてしまうのです。
大きな枠組みに入るとそれが未来永劫、続くと信じ込みます。
─実際には大きくその枠組み自体が変わるのです。
それを知らないのは、私たち日本人だけ、なのです。
───────────────────────────────────
[ad#smallbanner]───────────────────────────────────
環太平洋経済連携協定（TPP）を巡る国会審議が山場を迎えています。
現状では今国会で成立する見通しとなってきました。
そもそもこのTPPなる協定は、アメリカが騒いだものなのです。
ところがそのアメリカはというと、次の政権で確実に参加しません。
「それが不利だから」というわけです。
何とも無責任な行動です。
貿易に関連するといつもそうなのです。
GATTについても、結局は入りませんでした。
それなのに盲従しているのが我が国なのです。
その向こう側で新たな枠組みが創り出されているのに、です。
「慣性の法則」。
これを打破した者だけが生き残ります。