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週末だけのグローバル投資コラム

米国、本気の中国共産党潰し (9)戦闘してないだけですでに戦争状態

前回、「米中は戦闘してないだけで、すでに戦争状態」と書きました。

アメリカ国務省高官が
「サンフランシスコ中国総領事館もシリコンバレーを狙うスパイ活動の拠点だ」
と非難しています。

もっと言えば「米西海岸独立運動」の拠点でもあるでしょう。

米中対立は止まるはずがなく、中国の資産が今の価値を保てるはずがありません。

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「サンフランシスコ総領事館もスパイ拠点」
7/30(木) 10:50配信
https://www.news24.jp/articles/2020/07/30/10690437.html
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アメリカはスパイ行為を理由に先週、中国の領事館を閉鎖させましたが、
アメリカ国務省の高官が29日、NNNの単独インタビューに応じ、
サンフランシスコにある中国総領事館についても
「シリコンバレーを狙うスパイ活動の拠点だ」と明言して非難しました。

クラッチ次官「サンフランシスコの中国総領事館は中国人スパイをかくまっている。
そこの総領事館はシリコンバレーを狙うスパイ活動の主要な拠点だ」(略)
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米国は同時に、同盟国に対する支援と圧力を加速させています。

在日米軍トップは「尖閣周辺で日本を助ける義務まっとうする」発言。

日本としては心強い限りです。

しかしあくまでも「助ける」だけであり、「日本の防衛意思」が試されているのです。

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在日米軍トップ「尖閣周辺で日本を助ける義務まっとうする」
2020年7月30日 0時06分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200730/k10012540041000.html
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在日アメリカ軍のトップは、
沖縄県の尖閣諸島の周辺で中国の船が日本の領海にたびたび侵入し、
かつてなく活動を活発化させているとしたうえで、
アメリカ軍として周辺海域での警戒監視や情報収集を強化して
日本を支援するという考えを示しました。(略)
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中国にとってみれば、日本のほうに防衛の意思がなければ恐れることはありません。

だからこそ、米軍の発言を聞いても109日連続で尖閣に居座れるのです。

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尖閣周辺に中国船 109日連続
2020.7.31 10:47
https://www.sankei.com/politics/news/200731/plt2007310006-n1.html
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沖縄県・尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で31日、
中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。

尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは109日連続。

平成24年9月の尖閣諸島国有化以降で、最長の連続日数を更新した。(略)
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さらに米国の有力研究機関は、日本の「親中派」として首相補佐官などを名指ししました。

これらは知っている人は知っている話。

しかしいつもならXX地検特捜部を使ってきそうなのに、
名指しするということは逆に手を出せないということなのかもしれません。

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今井氏、二階氏、日本の対中融和勢力を米国が名指し
米国有力研究機関が日本の対中政策形成の実態を調査
2020.7.29(水)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/61480
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(古森 義久:産経新聞ワシントン駐在客員特派員、麗澤大学特別教授)

米国の有力研究機関が、
日本の対中融和政策を推進する勢力についての調査報告書を作成した。

7月下旬に公表されたこの報告書は、
安倍晋三首相の対中姿勢に大きな影響を与えてきた人物として、
首相補佐官の今井尚哉(たかや)氏の名を明記していた。

また安倍首相の対中政策を親中方向に向かわせる存在として、
二階俊博・自民党幹事長や公明党を挙げていた。(略)
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米国ではまた抗議デモが再燃。

これが中国の反撃であり、「トランプ降ろし」の一環です。

ヒューストン中国総領事館閉鎖命令への報復で、指令が下ったのでしょう。

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米シアトルで最大規模の抗議デモ 45人拘束・警官も負傷
2020年7月27日 / 07:27
https://jp.reuters.com/article/global-race-protests-seattle-idJPKCN24R0U1
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米西部ワシントン州シアトルで25日、
人種差別への抗議デモが過去数週間で最大規模に膨れ上がり、数十人の拘束者が出た。

隣接するオレゴン州ポートランドに最近、
連邦治安要員が投入されてデモ参加者と衝突したのを受け、抗議の声がさらに高まった。

地元警察によると、一部が少年拘置所の建設現場などに放火したため、
群衆を解散させるべく鎮圧に着手。

警察は「暴動に絡んで45人を拘束した。警官21人も投石などで負傷した」
とツイッターで明らかにした。 (略)
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また最近は、注文していない植物のタネが中国から送られてくるそうです。

米国・日本・カナダ・台湾に送っているそうですから、
攻撃であることは間違いないでしょう。

目的は生態系破壊か、ウイルスが付着しているのか、
燃やせば毒を出すのか、心理的圧迫か、その全部か。

決して開けずに、できれば手袋などして、個人情報を与えずに送り返してください。

植物防疫所に相談する手もあるそうです。

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中国から「謎の種」が米各地に 個人情報 入手目的?
2020年7月29日 水曜 午後0:36
https://www.fnn.jp/articles/-/67948
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アメリカ各地で、注文していない植物の種が突然家に届くという事案が多発し、
当局が調査に乗り出した。

アメリカ農務省は、
「注文していない植物の種が入った不審な小包が、全米の家庭に配達されている」
と発表した。

地元メディアは、こうした事案が少なくとも27の州、
およそ1,000件確認されていると報じている。

ウズベキスタンから種が届いた女性は、
「夫が郵便受けから小包を持ってきた。何か聞いたら『種だ』って」と話した。

農務省は、個人情報を不正に利用した詐欺の可能性を指摘したうえで、
絶対に植えないよう呼びかけている。

小包の多くには「中国郵政」と書かれているが、中国外務省は、
「送り状は偽造されたもので、調査のため、中国郵政は、郵便物を中国に送り返すよう
アメリカ側に求めた」とコメントしている。(略)
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このような話を聞くと、中国はまさに「超限戦」を戦っているのだと思います。

マスメディア・教育・宗教・世論・好感度・映画アニメ・価値観・歴史観・贖罪意識など、
すべてを動員しています。

戦火を交えるだけが戦争ではありません。

我々はもう、その真っただ中に居るのです。

 

(終)

超限戦 21世紀の「新しい戦争」 (角川新書)
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気になるチャート20200731
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中国新型肺炎(COVID19)国別対数グラフ 20200729時点 現存感染者数など 米国の新規感染者はピークアウトかもしれないが
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