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コラム

お客様の信用を得るために企業が見習うべき姿勢

増税に際し、企業が見習うべき姿勢を
YKK創業者吉田忠雄氏が教えてくれます。

 

彼がオイルショックの時に取った行動は、

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昭和48年末、
「オイルショック」が日本中を混乱に陥れた。

物不足、物価高騰が深刻なこの時期に、吉田氏は、

「今こそ尽くす時。
大企業は社会貢献してこそ尊敬される。
金儲けでなく、信用を儲けることが大切だ」

と値上げを極力抑え、100億円の損失を
覚悟で消費者第一の方針を打ち出した。

果たして、損失は40億円強にとどまり、
YKKは大きな信用を得たのである。
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故郷富山に吉田忠雄氏が創った吉田科学館に
立て掛けられた、彼の座右の銘「善の循環」。

彼の行動を支えていたこの考え方は、
まさに、日本発 新・資本主義経営の
理念そのものとも言えます。

自分の儲けよりも人を喜ばせることに
重きを置く。

消費者、地元、関連企業、そして従業員、
すべてに利益が還元されて初めて、
彼の理念は生きてくるのです。

厳しい時にこそ、信念が問われる。

そんな時こそ、
決して、自分自身を裏切りたくはない。
肝に銘じさせられるエピソードです。

そして、このエピソードに表れる対応が、
実際に「信用を儲ける」ことにつながり、

結果として企業の業績を伸ばすことに
繋がるのは、

極めてシンプルに考えれば理解出来ます。

もしあなたがお客様の立場だったとして、
自分にかける経費を、削減されたいですか?

もしあなたが従業員の立場だったとして、
自分にかける経費を、削減されたいですか?

もしあなたが取引先の立場だったとして、
自分にかける経費を、削減されたいですか?

厳しい状況下で多くの企業が行うのは、
まず経費削減、経費削減、経費削減、です。

私は、決して合理的な経費削減を否定する
訳ではありませんし、

経費に対する厳しい要求をすることで、
生産性向上の努力を生み、それが相手の成長に
繋がることがあることも否定しません。

 

要は、その努力が、
自分の利益だけを考えてなされてはいないか、
相手にだけ痛みをしわ寄せしてはいないか、

それが最終的な結果に表れるのですが、

しかし、どんな背景があっても、
自分にかける経費が削減されるというのは、

あまり気持ちのいいものではないですし、
人の心はそれを極めて敏感に感じ取ります。

 

今まであったサービスがなくなったり、
品質が落ちたりした時、

「あ、ここ、ケチったな」とお感じになった
ご経験がある方も多いでしょう。

にも関わらず、厳しい状況下では、
極めて多くの企業が、

利益を出そう、利益を出そうとするあまり、
そういう行動を取ってしまいます。

そんな時、その厳しい状況を自ら引き受け、
変わらぬサービスを提供しようとする企業を、
人は選ぶのではないでしょうか。

他の会社が利益追求に走るからこそなおさら、
それは顕著に現れます。

そして切られる企業、選ばれる企業が二極化
していく。

そんなことは、
本当は、難しいことではないはずなのに、

「利益」というものを追いかけ始めた途端に、
周りが見えなくなり、物事が複雑になります。

「利益」というものを追いかけ始めた途端、
企業は、人をモノとして見始めます。

でも、人はモノではなく、人です。

だからこそ、人は、自分をモノとしてではなく、
人として扱ってくれる企業を選ぶのでしょう。

分かりやすい話をします。

企業不祥事はなぜ起こるのか?
それは結局のところ、利益を追求するからです。

どうしても利益を出そうとするから、
お客様をないがしろにして、偽装をしてしまう。

時にはお客様の命までないがしろにしてしまう
ことだってあります。

多くの方が、焼き肉ユッケの問題を覚えておいで
だと思います。

あの事件はつまるところ、利益を追求し、追求し、

人をモノとして扱い、その命さえないがしろにして
しまったことで起こった出来事ではないでしょうか。

これは極端な例ですが、
利益を追求するという行為は、多かれ少なかれ、
人をモノとして扱うことにつながります。

だから、「楽しくない」んです。

利益を追求している企業は、職場がギスギス
していますね?

当然です。
人として不自然なことをしているのですから。

自分の儲けよりも人を喜ばせることに
重きを置く。

それだけで、毎日がもっと楽しくなります。
職場の雰囲気が変わります。

従業員のモチベーションも、
あなた自身のモチベーションも変わります。

それこそ、劇的に。

結果、儲かります。

一刻も早く、少しでも多くの方に、この世界観に
シフトして頂きたいと、願うばかりです。

それが世の中をよくすることにも繋がります。

大いに世の中をよくし、大いに儲けてください。
大いに人生を楽しみ、大いに事業を楽しんでください。

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